2018年3月25日 ポメラDM200

収束のデバイス ポメラDM200

色々考えた末(また書きますが)、結局ポメラDM200を購入した。
ブログ、仕事、それ以外、とにかく文字を書くことは生活の一部であり、ポメラ以上の道具はないように思われた。

モノとしてのポメラDM200

箱を開けて袋からポメラDM200を取り出す。黒くてゴツい。軽量でもないし、小型でもないし、薄型でもない。モノとしての高級感はあんまりない。しかしこれらの性能は、何と比べるかという話だからあんまり意味はないと思う。その比較軸で一番大切なものが、一番尖っているものを選ぶのが正解なんだと思う。
ポメラを使う多くの人は「書くことしかできない」という、唯一無二の性能に惹かれているわけだから、モノとしてのサイズや高級感は、たぶんどうでもいいのだ。自分が購入を決めたのも、コンセプトとその立ち位置がすでに孤高の存在だったからであり、それ以外のことはほとんど期待していなかった。

ポメラDM200
ポメラDM200本体と化粧箱

ポメラのハード面で唯一期待をしていたのがキーボード。ネット上での評判もすこぶる良さそうだった。実機を触れるところがなかったので、手元に来るまでどのくらい優れたキーボードなのかはわからなかった。
ポメラDM200
ポメラDM200のキーボードはキーピッチが不自然

たしかに、打鍵感は良好だと思う。好き嫌いがあるだろうから深くは触れないけれど、2014年のMacBookProを普段使いしている手には非常になじみがある感触で、タイピングしていることが気持ちがいい。
キータッチはいいのだが、キーピッチはよくない。慣れるまでにはしばらく時間がかかりそうだ。なぜなら、縦方向と横方向のピッチがちぐはぐだからだ。横方向は17mmとほぼフルサイズキーボード並みの幅を確保している。にも関わらず、縦方向がよくない。縦方向のキーピッチは15.5mmだそうで、ブラインドタッチをしている時の手の感触からいうと、横方向には移動量を多く、縦方向には少なくしないと目当てのキーに触れることができない。エンターキーに触りたいのに「「キー」を押していたり、長音記号の伸ばす棒をタイプしたいのに、キャレットになっていたりするということが頻発している。
またキー全体が手前にオフセットしている印象があり、これはポメラのディメンション全体から来ていることだからどうにもならないだろうなとは思うけれど、慣れるまでに少し時間がかかりそうだ。一番手前のキー列が本体の一番下まで来ているため、ホームポジションが全体的に下がりがちになる。FとJキーにあるポッチを探して指がさまようことがある。パームレストもトラックパッドもないので、膝の上で、腕をどこに置こうか持て余す気分だ。
机の上に置いてきちんとした姿勢でタイピングしている分には全く問題ないのだが。
ポメラDM200
ポメラDM200

ポメラDM200は分業制にむいている

自分でブログ記事を書くときのワークフローは、だいたいこんな感じである。
1)紙にアイディアを書いていく。キーワードやキーワード間の関連を矢印などでつないでいく。ブレインストーム的な作業
2)紙の上に並んだキーワードから、見出しになりそうなキーワードを丸で囲んでいく
3)キーワードを元にして見出しを書き出していく
4)見出しの下に文章を書き足していく
5)全体を整えて完成、アップロード
上のプロセスでいうと、1,2は発散の状態であり、紙とペンを使って自由にやるのが向いている。MacBookなどでタイピングしながらやることもなくはないけれど、図や矢印を即興で書いていくことを考えると、紙の方が向いているプロセスといえる。その過程でネット上で調べ物をしたり、本を読んだりして裏をとる。構成などについても考えながらキーワードを拾っていく。
3くらいまで具体的になってきたらポメラの登場が望ましい。キーワードを元にして、見出しを並べる。ポメラにはアウトライン機能があるので便利である。さらに4として、見出しの下に文章を書き足して膨らませていくとそれなりの文字数になる。

ポメラDM200
ポメラDM200は紙のメモ、MacBookと組み合わせて分業させるのがいい

ポメラが分担するべきは「収束」のプロセス

ポメラが活躍するのはアイディア出しが終わって、広げたモノを収束に向けていくあたりからだと思っている。余計な情報はもう取りに行かない。ここまでに調べたこと、考えたことを元にとにかく文字にしていく作業。だからネットにつながる必要もないし、とにかく「書くこと」をサポートしてくれる機能が充実しているポメラがむいている。
紙とペン、ポメラ、MacBook/iPad Proがそれぞれの強みを生かして分業すると、それぞれの作業がやりやすくなるし、結果として効率も上がるんじゃないかなと感じている。

ポメラDM200
ポメラDM200

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