2017年9月10日 Vortex CORE 47-Key

フルサイズ、60%、40%、キーボードサイズ比較

フルサイズの40%で用が足りるのか?

F1やF2などのファンクションキー、テンキー、その他操作をするためのキーがてんこ盛りでついているフルサイズのキーボードに対して、まずは使用頻度の低いテンキーやファンクションキーを取っ払って、縦5列構成にしてしまおうというのが60%キーボード、さらに最上段の数字列もなくして、何かを押しながら何かを、みたいな組み合わせを駆使することで40%程度のキーでなんとかしましょう、というのが40%キーボード。使い勝手にどのくらいの違いがあるのか。
(画像:アーキサイト

実用性では60%キーボードがいい落とし所

もう何年もフルキーのキーボードは使っていない。Fで始まる最上段のファンクションキーを使うことはほとんどないし、数字入力がないわけではないけれど、テンキーを使わずとも普通の数字キーで問題ない。常用しないキーを置いておかれるよりは机の上のスペースを広く確保できた方がいい。
職場で設置されているコンピューターはDELL製で、フルサイズのキーボードが一緒についてきたがさっさと返納して、自分で買った60%サイズのものを使っている。実用上全く問題ない。Bluetooth接続なので、帰宅の時には机の中にしまうことができ、マウスも一緒に引き出しに入れてしまえば、文字通り机の上には何もおかずに離席することができる。

40%キーボードはやりすぎ

モバイル用途でiPhone 6S Plusと組み合わせているのが、Bookey Keyboardの折りたたみタイプを使っている。メーカーホームページによれば重量が134gで厚さが7.5mmだから小さいなんてもんじゃない。畳むといっしょに携行するiPhone 6S Plusよりも面積が小さくなる。片方のポケットにiPhone、もう片方にキーボードで出かけるということも可能。
そのぶん、数字列の最上段がカットされている。ファンクションキーと組み合わせて他のキーを押すことで、数字入力を可能にしている。表計算などで数字入力がもっぱらの仕事という人は論外だし、普通の仕事でも数字入力は意外と多いから、そういう用途で使うには単語登録を駆使するなどの工夫がいる。青と緑でカラーコードされているから戸惑うことはないけれど、その度にキーボードから指を離してブラインドタッチが止まる。

そこに登場したVortex Core 47keyキーボード

このキーボードも40%キーボードの仲間だけれど、次に書く理由で弱点を補っている。
ミニマルも突き詰めて行くとこうなるのかと衝撃を受ける。
デザインが美しい。私はこれを見て、1967年(昭和42年登場)のトヨタ2000GTを想起する。アイボリーがかった上品なホワイトと、機能と性能がシンクロするようなデザインコンセプト。
キー配列は、上述のBookey 折りたたみキーボードに近くなる。数字があるはずの最上段がなく、ファンクションキーと組み合わせることでそれらの入力を可能にしている。
これだけのキーでも一応プログラミングが可能になっているという。
Bookey KeyboardとVortex Core Keyboardの違いは主に3つ。

1:メカニカルキーボード

134gのBookey Keyboardの方は一般的なノートパソコンにあるようなパンタグラフ。全体のたてつけも打鍵感も決して安っぽくはない。値段相応と言ってしまえばそれまでかもしれないが、使っていて不便を感じたり、ポケットの中に入れている間に壊れてしまいそうな頼りなさもない。例えばキーのプリントとか、ヒンジ部分の作り込みとか
、がっかりなところはある。でも肝心のキーストロークや打ちやすさは全く問題ない。いい意味で軽快な感じがする。
Vortex Core キーボードの方はチェリーのメカニカルキーを採用している。軸の色によって重さや打鍵感が変わるが総じて重厚感と高級感があり、今使っているMajestouchのMinila Airは何時間でもタイピングしていたくなる感触がある。

2:ベゼルレスのデザイン

あるようでなかった、キーボードのベゼルレスデザイン。横から見ると、キーがストロークする様子が見られるくらい隙間が空いている。
Vortex CORE 47-Key Vortex CORE 47-Key
(画像:アーキサイト

3:高級感

これは重量からきているところもあるだろうし、机の上で有線で繋いでしっかりと使って欲しいというデザインからきているかもしれない。キートップの色や形をフルサイズのものに近づけているので、厚さは厚くなっている。重量もiPad Pro10.5インチサイズに近いから、持ち歩けなくはないけれど、持ち歩きたくはない。134gの薄くて軽い方のキーボードを持ち歩きたくなる。

コンセプトとしては実は使いにくいVortex Core キーボード

Vortex Core キーボードは重量がある。裸で持ち歩くには不安な形もしている。
Bookey Keyboard折りたたみ式キーボードならば折りたたんで保護もできるし、小型化もできる。その上軽量だ。
となると、Vortex Core Keyboardをメインに使う場所はモバイルよりは固定式の環境になる。しかも職場で使うと音が気になるメカニカルキーボードだから、自然自宅で使うことになるだろう。
しかし自宅で使うならば、もう少し大きな、使いやすいキー配置のものを使った方が能率が上がるはずだ。
それでも買うべきだろうか。それでも使うべきだろうか。

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