2017年8月22日

ヴィッツ ハイブリッドモデルに乗る

最強燃費車

北東北を3日間かけて旅行をしてきた。800キロを少し超える距離を走った。
レンタカーを借りるのは、いつも楽しみである。どんな車が割り振られるのか、いろいろな車を運転するのが好きなので、ワクワクする。
今回はトヨタレンタカーで予約をしていたので、アクアだろうなと思っていた。コンパクトのHVモデルといえば大ベストセラーのアクア以外にないだろうと。
しかし、駐車場で対面したのは。。。

それなりの価格

3日間のドライブ相棒はトヨタのヴィッツ。しかもハイブリッド。ヴィッツにハイブリッドがあるというのは初めて知った。
UとFグレードがあって、新車で購入すると、それぞれの価格差が27万円くらい。高い方のモデルは200万円を超える。軽自動車の上の方でも200万円に届かんという価格帯になってきているから、ヴィッツで200万円も、まあ、ありかもしれない。ハイブリッドだし。
ところでハイブリッドの設定がある車種は、車両価格分を燃料費の節約でき取り返すことはかなり困難であることはよく知られている。地球何周分か走らないという元が取れない。ハイブリッドなぶん、目に見えて装備がいいとかがあれば納得感も増すかもしれないが、そしてノーマルのヴィッツと見比べているわけでもないが、内装はごくごくシンプル。ありていにいえば、安っぽい。とても200万円の車の内装には見えないの、オーナーとしてはつらいかも。

室内の広さは十分

とはいえ、頭上高や横幅、目の前に広がるガラスの広さ、トランクスペースなどは十分以上に広い。
車内に長時間座っていても疲れるようなことはない。ヴィッツの椅子はヴィッツの椅子。それ以上でもそれ以下でもない。腰痛持ちでもないから問題ない。座っているとずり落ちてくるので、その度に座りなおす。大人4人が”入れる”室内空間は十分に確保されている。
そして繰り返しだが、内装は安っぽい。すでになんどかマイナーチェンジを乗り越えているからデザイン的にも目新しさはない。

よくいえば、枯れたデザインなので、例えばレンタカーを借りて走り出して最初の信号待ちで、エアコンやオーディを操作しても、混乱することなくすぐに作動させられる。
秋田と青森では、AMもFMも放送局が非常に少ない。AMに至ってはNHKの第2しか繋がらない。韓国語講座、イタリア語講座、フランス語講座、ドイツ語講座、ニュースがはさまってまた韓国語講座、というのを2まわりくらい聞いていると頭が痛くなってくる。
幸いカーナビ一体型のオーディオで、Bluetooth経由でスマートフォンにつなげることがわかったので、それで音楽を聴いていた。

キーレスはついているけれど、スマートキーではない。運転席に座ったらハンドル脇のキーシリンダーに鍵をさし、エンジンをかけるように鍵をぐいっとひねると、ハイブリッドシステムが”Ready”になる。エンジン車のエンジンをかけるのと同じ儀式なのに、エンジンがかかった音はしない。ハイブリッドだから。この違和感。多くの他のハイブリッド車のように、ボタンを押してスタートのほうがしっくりくるけど、かといってこの方式になんらの不都合があるわけでもない。
自分の車はポケットに鍵を入れておけば、プッシュスタートでエンジンがかかる車に乗っているので、旅行中なんどもポケットに鍵を入れたまま着席し、鍵を回そうとして、スカッと空振りすることがなんどもあった。キーシリンダーにさすこと自体が余計な動作なのかもしれない。

走行性能=退屈性能

アクセルを踏もうがブレーキを踏もうが、あるいはハンドルを切ろうが戻そうが、ドラマは一切ないのがヴィッツ流。CVTなのか、エンジン音とスピードの乗り方が一致しない。
アクセルを踏んでもあんまり前に進まない。しかし、着実に進む。正比例的に速度を上げていく。右に1進むと、速度が上に1上がる。2進むと速度も2上がる、というように。
秋田から青森にかけては、山越えもあり、海岸沿いの平らな道もあり、はたまた北海道の大地を思わせる平地の一本道もあったりしていろいろな表情がある。上り坂こそ苦しそうに登っていくヴィッツだけれど、平地などは、一旦加速して仕舞えば氷の上をスケートを履いて滑走するように気持ちよく走れる。メーター内のカラーディスプレイに直近5分ずつの燃費を棒グラフで示してくれる機能がある。それによると、平地ならばコンスタントに30km/lから40km/lを示している。「平均」のメモリが35km/lの少し下にある。そのくらい燃費がいい。このあいだ、ハンドルには軽く手を載せておくだけでまっすぐ進んでくれるから、長距離を走ってもそれほど疲れない。

思ったよりいい車

このコンパクトさで、人が乗れて荷物が積めて、しかも疲れは最小限というパッケージングは素晴らしい。
信号がない平地をゆったりしたペースで流すような走り方は、気持ちがいい。アンチトヨタだけれど、結構気に入った。

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